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「ビル協」によるビラ配り運動など
中洲の歓楽街が一帯となって客引きにNO!
撲滅には至らずも大きな成果をあげた1年
12月中旬、午後20時頃の中洲大通りの様子。30分ほど前に警察が巡回していた影響もあり、キャッチの姿はほとんどなかった。
 客引き行為の厳罰化、取り締まり強化を主な目的として、福岡県迷惑行為防止条例が改正施行されたのが、'15年6月のこと。あれから早2年半が過ぎ、歓楽街を歩くとその成果を実感することも増えてきた。そこには県警だけではなく、“客引き行為を許さない”という意識が地域一帯に根付いてきたことも大きな成果を上げてきた要因ではないだろか。
 '16年の7月に設立された「中洲国体道路ビル・テナント連絡協議会」、通称「ビル協」は、風俗街がある中洲南新地エリアの国体道路沿いで、客引き行為に警鐘を鳴らすべく通行人にビラ配り運動を実施。その活動は今現在も毎日続けられている。さらに「ビル協」は、毎年8月の“道路ふれあい月間”に行われている歩道の清掃活動にも国土交通省から声がかかり初参加。違法な客引き行為を撲滅する活動は、道路の正しい利用を推進する国土交通省の理念ともマッチしているのだろう。また「ビル協」だけではなく中洲の歓楽街にあるコンビニでも、店前でたむろして客引き行為を行っている姿を目撃すると、店員が警察へ通報しているという話も聞く。
 このように歓楽街全体で客引き行為に対してNOを突きつける良い状況になってきているのは間違いないところだが、客引き行為は完全には無くなっておらず、通行人に声かけをしているキャッチの姿を目にすることもまだまだ多い。実際に被害に合った人に話を聞くと、キャッチから「店長と仲が良いから5千円安くしますよ」と声をかけられ案内されたお店に行くと、店員から「通常料金は3万円なので2万5千円です」と言われたという。5千円も安くなりその人は喜んで遊んだそうだが、終わった後にネットで調べると通常料金は2万円。3万円と書かれたシステム表も見せられたらしく、見事計画的にぼったくられたわけだ。お店はお客を連れてきた手当てをキャッチに支払わなければならず、通常よりも安くできるわけがないのだ。
 このような被害に合わないためにも、客引き行為に対して断固拒否! 中洲が安心安全に楽しく遊べる歓楽街になるためには、地域全体の活動に加えてユーザーが客引きについていかない姿勢が何よりも大事なのだ。年末年始は特に飲む機会も多い時期。十分注意して楽しいお酒や風俗遊びを満喫していこう!
[月刊アソビーノ1月号掲載]
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