電話1本でいつでも女の子がアナタの元へ
デリヘル誕生から今年で祝20周年!
デリヘル誕生から今年で祝20周年!
99年の風営法改正施行によって誕生したデリヘルが今年20周年を迎えた。今ではすっかり定着した人気業種だが、誕生当時はどのような存在だったのだろうか……。
公衆電話ボックス内に所狭しと貼られたピンクチラシ(写真は'01年頃)。過激な写真や文言が掲載されている。
ソープランドの10倍以上の
店舗数を誇るデリヘル!
今からちょうど20年前、風俗業界に旋風を巻き起こすことになる一大ジャンルが誕生した。それが無店舗型性風俗に分類されるデリバリーヘルス、略して「デリヘル」だ。
店舗数を誇るデリヘル!
現在さまざまな形態のお店がある風俗業界だが、その店舗数が1番多いものは間違いなくこの「デリヘル」だろう。 年に全国防犯協会連合会が発表したところによると、全国にあるデリヘルの軒数は、2万軒に迫る1万9千297軒にも及んだ。
同時期の店舗型性風俗であるソープランドの数が、全国に1千215軒であり、デリヘル店の数が10倍以上と圧倒的なのが分かる。ソープランドは営業できるエリアが営業許可区域に限定されているため、軒数的には今後も成長余地がないことになる。
反対にデリへルは出店における地域の制限はないため原則どこでも営業可能となっており、出店にかかる経費も店舗型に比べて格段に安い。そのためこの差は今後も広がっていくのではないかと思われる。
'99年の風営法改正によって
デリヘルが表舞台に進出!
すっかり我々の風俗遊びに定着しているデリヘルだが、その誕生のきっかけとなったのが、 年4月に改正施行された風営法だった。実に14年ぶりとなった風営法改正だったが、当時の風俗業界の状況としてはパソコンや携帯電話の普及により、いわゆる“モグリ”の無店舗型性風俗店が増加。
デリヘルが表舞台に進出!
それにともない街中にエッチな画像を掲載した広告、いわゆるピンクチラシが氾濫することになってしまっていた。今はすっかり見ることはなくなったが、電柱や公衆電話などに隙間なく貼られている光景を覚えている人も多いだろう。
この改正は青少年の目に届くこれらのピンクチラシを規制するとともに、増加する無店舗型性風俗の把握が主目的としてあった。この改正によって無店舗型性風俗が届け出制になり、デリヘルという名称も生まれた。“裏風俗”だったデリヘルが、表舞台に登場したのである。
都市圏を中心に広がっていったデリヘルだったが、当時は色々と問題もあったようだ。そのひとつが料金の高さ。「デリヘルで遊ぼうと思っても、家に呼べなかったからホテルとかラブホに行かなきゃいけなくて。
でもその料金が高くてなかなか利用できなかったんだよねぇ」とは、風俗歴30年になるM氏。彼が言うように、店舗型では発生しないプレイルーム代に違和感を覚える人が多かったという。
こうした問題がクリアされたのも、ショートコースやフリータイムを取り入れるなど、ラブホテル側がシステムを変更したことが大きい。ラブホテル側としても空き室が多かった昼間の利用客が増えることになり、お互いの需要と供給が一致したのだ。
そのようなホテルがなかった当時は、店舗型と比べて割高になる料金に抵抗があったわけだが、デリヘル利用に最適なラブホテルのショートコースが充実した現在は、安いところになると2千円程度しかかからなくなった。
風営法改正からラブホテルの軒数は全国で10倍近くに増えているのだが、それに比例するようにデリへルの軒数もうなぎ登りに伸びていったのだ。
中洲南新地近くにあるホテル街。すべてのホテルでデリヘルを利用することができ、ショートコース2千300円からある。
多種多様に進化し続けるデリヘル
新たな元号を迎えても人気は継続
デリヘルは誕生から20年が経ち、現在も多くの風俗ユーザーに愛され続ける存在となった。その理由はやはり電話1本で家やホテルにいながらにして24時間いつでも女の子が派遣されてくることにあるだろう。幅広いラインナップのお店を楽しめるようになり、ハイクオリティーな超高級店があるかと思えば、驚くような低料金の超格安店まで料金体系も様々。
新たな元号を迎えても人気は継続
また、本格的なコスプレを堪能できるお店や、人妻やポッチャリなどの専門店も充実。駅などで待ち合わせするシステムを取り入れて人気を集めているお店もある。先に述べたように、店舗型と比べて参入もしやすい業種であり、風俗店の出店が出来ないエリアではデリへルの需要はかなり高い。今後も風俗ユーザーのニーズに合わせて様々なお店が誕生していくのではないだろうか。
平成が終わり、まもなく新元号を迎えることになる現在。デリヘルの人気はこのまま続いていくだろう。
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