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引くてあまたの状況は変わらず?!
本誌新人記者が中洲の風俗店で働いてみた
不足しがちと言われている、風俗店の男性スタッフだが、今回本誌編集部の新人記者が実際に風俗店で1日仕事体験を実施。気になる仕事内容や男性求人の現状などを取材した。
仕事スタート前にお店の前で1枚。このときはまだまだ元気イッパイだったが……。
   「今日、風俗店で1日働いてもらうから」そう伝えたのは、本誌編集部に入社して3ヵ月になる新人記者E。まあ研修っていうか、社会科見学みたいなもんだから気軽に、と激を飛ばしたのだが、いまからちょうど1年ほど前、筆者も風俗店の男性スタッフ1日体験を中洲の某トクヨクでやらせてもらい、その時の様子を当コーナーで紹介した。

 だが、筆者は15年近くも風俗業界に関わっているもんで、初めて風俗店の男性スタッフとして働いたとはいうものの、ある程度の勝手が分かっていたのが正直なところだ。そこで今回はまだあまりこの業界のことが分かっていない新人記者に体験させてその感想などを聞いてみよう、というのが企画の意図。そして、不足しがちな風俗店の男性スタッフの現状も同時に探っていく。「え?! お客さん相手にサービスするんですか?」という勘違いをしたままのEを笑顔で送り出した。

   お世話になるのは、中洲ソープランド「キャンパスメイト女教師ver.」。全国的にも有名なヴァージングループのひとつで、ス ーツ姿のセクシーな先生がエッチな指導をしてくれると、人気を集めているお店だ。指導係になってくれたのが、スタッフAさん。女の子からの信頼も厚い、頼れる兄貴肌だ。新人記者Eは夕方16時、遅番として勤務をスタートさせた。

次から次にやるべき仕事が増えていく
汗だくになりながら新人記者が奮闘!
 「いらっしゃいませ~!」少しデカすぎる気もしたが、来店したお客さんを大きな声で出迎えるE。先輩スタッフAさんの接客を横でじっくりと学ぶ。「お客さんの好みをしっかり聞いてコミュニケーションを取るのが大事っすね。満足してくれればリピーターに繋がるし」とアドバイス。じゃあ次のお客さんを1度接客してみましょうかと提案され、緊張の面持ちでカウンターでスタンバイ。さすがは人気店、すぐにお客さんが来店してきた。

 「いらっしゃいませ~!」声だけはデカい。「今すぐに遊べる子はこ、こちらになります」と写真を並べる。するとお客さんから明るくて愛嬌のある子がいいんだけどと質問。

   「え~っとですね。それではこのあげはちゃんなんてどうでしょうか? すごく明るくてめちゃくちゃ美人です!」と即答。お客さんもじゃあその子でと納得した。なんでこのお店の担当でもないのに知ってるんだ? とEに聞いてみると、「この間研修でマンステのイベントに参加したとき、実際にあげはちゃん見たんですよ。

 それを覚えてて」。その後、あげはちゃんを指名したお客さんを案内。しっかりと禁止事項を伝えていた。「中洲でよく遊んでいる経験がイキました」。なかなかできるじゃないか……。

 最初っから特別に風俗店の受付を体験させてもらったが、実のところそこは新人スタッフの仕事ではない。ほとんどのお店が、その時間帯の責任者が担当することになっているだろう。お金を扱うから当然と言えば当然だ。では新人は何をするか。ひたすら掃除である。お店の前、お部屋、浴槽。そして使用済みタオルをまとめたりとかなりの肉体労働である。最初は余裕でこなしていたEも、時間が経つにつれかなり疲弊してきたようだ。

 だが、まだまだ男性スタッフの仕事はある。スタッフAさんから「じゃあこの割引を出してきて」と依頼される。中洲無料案内所「マンゾクステーション」に掲載する日替わり割引のことだ。これは時間帯で割引額が変わる。ちょうどその切り替えのタイミングというわけだ。ダッシュでマンステまで行き、ダッシュで戻ってくる。すると今度は「お迎え行って」と言われる。

 「マンゾクステーション」から「キャンパスメイト女教ver.」を選んだお客さんがいるのだ。そのお客を迎えに行く。もちろんダッシュ。汗だくだくになりながらお客さんを伴い歩いてくる新人記者E。疲れているだろうが、その顔には充実感がみなぎっていた。

待遇面が良くなっているお店が多数!
昨年に続き男性スタッフの需要は激高
 7時間に及ぶ労働を無事終えた新人記者E。感想を聞いてみると、「とにかく疲れました……。甘いもの食べたいです……」とへたりこみ。仕事っぷりを見てくれていたスタッフAさんは、「今日は比較的忙しくなかったほうだけど、よく頑張ってたと思うよ」ととりあえず合格点。

 「これで忙しくないんですか……」と驚く新人記者だった。同店の店長からは、「非常に忙しい仕事だけど、頑張れば見返りも大きくなっていくし、めちゃくちゃやりがいがありますよ。男性スタッフの数はどこも足りてないし、うちも絶賛大募集中なんでヤル気のある人なら未経験でも大歓迎です!」とのこと。こっそりと新人記者Eをスカウトしようとしていたのは、見なかったことにしておこう。

 中洲で男性スタッフが足りていない問題を取り上げて1年。各店を再度取材したところ、状況はまったく変わっておらず、どのお店も人手が足りない感じ。さらにいえば、給料面などの待遇が良くなっているところが多かった。

 今回登場した「キャンパスメイト女教師ver.」をはじめ、男性求人を出しているところは多数なので、ぜひヤル気のみなぎっている人は挑戦してみてはいかがだろうか。忙しいが大きく稼ぐチャンスも多い業界なのは間違いない!

①受付業務
来店したお客さんを最初に出迎えるところ。料金の支払いなどもあり、重要度は高い。特別にやらせてもらった。
②ご案内
お客さんをお部屋へと案内。禁止事項などもしっかりと伝える。
③掃除1(使用済みタオルをまとめる)
どんどん溜まっていくタオル。まとめて洗濯へと出すため、いっぱいになっていないかチェックする。
④掃除2(店の前をキレイに)
入口をキレイにしておくことは基本。店前だけではなく周辺のゴミも拾う。
⑤掃除3(浴槽を洗う)
ゴシゴシと力を込めて浴槽を掃除。数をこなすうちにだんだんと腰にくるらしい。
⑥お迎え
「マンゾクステーション」へお客さんを迎えに行く。もちろん待たせないようにダッシュ!
⑦業務終了
7時間の仕事を終え、先輩スタッフAさんに労をねぎらわれる新人記者E。お疲れっした!
風俗店の男性スタッフをはじめ、稼げる高収入求人が多数掲載されている毎月発行のフリーペーパー。無料案内所「マンゾクステーション」でゲットすることができるので要チェック!
[月刊アソビーノ2018年9月号掲載]
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