「いらっしゃいませ~!!」本誌記者が
風俗店スタッフ1日体験を実施!
風俗店スタッフ1日体験を実施!
風俗店の男性スタッフはどのような仕事に従事しているのか。そしてどれくらいキツいのか。それを探るべく、本誌記者が1日体験! 実際に風俗店の男性スタッフとして働いてきた。
まもなくオープンを迎えるということで、かなり緊張気味の筆者。このときはまだ元気イッパイでした……。
前号の当コーナーで取り上げた、風俗店の男性スタッフ不足問題。中洲南新地の某店からは、「人手が足りないから日曜日を休みにしたいくらい」という声まで聞こえてくるほど慢性的な問題になっており、各店頭を悩ませている現状をご紹介した。また、頑張れば頑張っただけ評価され、月収50万円以上の高収入をゲットできるチャンスも十分にあるのが風俗業界であることも合わせてお伝えしたが、外から見ているだけでは結局どういう仕事に従事するのか、どれくらいキツイものなのかも分からない。そこで今回は、筆者自ら中洲の学園系トクヨク・ヘルス「ときめき胸キュン女学院」に男性スタッフとして1日勤務体験をさせてもらってきた。その模様をレポートしていこう。
体験したのは梅雨の晴れ間で天候にも恵まれた6月下旬の平日。早番として勤務させてもらうことになっているので、オープン前である8時にお店へと向かった。普段は着用しないスーツをバッチリと着こなし、足取り軽く同店がある中洲南新地の風俗ビル「H-one」へ。
「今日はよろしくお願いします!」と元気よく挨拶してお店に入る。迎えてくれたのは同店の店長さん、そしてふたりのスタッフの計3名。「じゃあ彼がいろいろ教えるから」とスタッフのひとり、S君を紹介された。自分よりひと周りは若い20代前半のハキハキしたスポーツマンタイプだ。「じゃあとりあえずこっちへ」とS君に案内され向かった部屋には、山積みになったキャンパス系の制服にルーズソックス、スクール水着。
「昨日プレイで使用した制服です。遅番のスタッフが洗濯して乾燥まで終わっているので、これをアイロンがけしていきます」。S君は慣れた手つきでスイスイと器用にアイロンをかけていく。「じゃあやってみましょうか」とアイロンを手渡された。今までの人生でアイロンをかけたことがない筆者。可愛らしい制服をアイロン台に乗せ、恐る恐るかけていく。ぎこちないながらも何とか1着をかけ終わる。「もう少し早いペースでいきましょう。オープンまでにこれ全部終わらせないといけないんで」と、ルーズソックスを手慣れた手つきでクルクルと丸めているS君。女子力高い。
S君にも手伝ってもらいながら何とかすべてアイロンをかけ終わり、ちょうどオープンする時間となった。緊張しながら受付の近くで待機。すると早速エレベーターが動き出し、ひとりのお客さんが入ってきた。店長さんがコースの説明を行い、お客さんはコースと女の子の指名をして料金を支払う。S君はすっとお客さんのところに行き、「こちらでお待ちください」とスムーズに待合室へと案内を行った。「ここは学校をモチーフにしているので、お客様をお呼びするときはこのカードに書かれた名前で呼ぶようにしてるんです」と説明を受けた。確かにカードには番号と一緒に“青木先生”と名前が記されていた。そうこうしてる間にもお客さんは次々に入ってくる。S君の案内業務を何度も何度も見て、頭の中でシミュレーションを繰り返すが中々難しい。すると「1度やってみようか」と店長からまさかの提言。早くないすか?
「じゃあ準備が出来たので16番のお客さんを案内してみましょう」とS君。かなり緊張しながら「16番の原田先輩、お待たせいたしました」と呼びかけた。そして出てきたお客さんに禁止事項、同店では校則と呼ばれている説明を行う。「以上、校則になります。大丈夫でしょうか? それでは最後に爪の確認をお願いします」。チェックが終わると、いよいよお客さんを部屋へと案内する。ちなみに3回ほど噛んだ。
同店は教室や理科室、視聴覚室など学校にある部屋をモデルにしている。今回案内するのは3-B。S君からさりげなく「右奥です」とアドバイスされお客さんを引き連れて向かう。角を曲がるときには「ご案内します!」と大きな声を上げる。これは女の子とバッティングしないための配慮だ。部屋に誰もいないことを確認し、お客さんを中に入れる。そして室内の説明を簡単に行い、3分ほどで女の子がやって来ることを伝える。その足で女の子の待機所へ。部屋を開けるとプォ~ンと香ってくるいい匂い。そして可愛い制服を着た女の子がいっぱい。なんだか女子高の先生になった気分だ。接客する女の子にコースの説明をしてタイマーを手渡す。「指名のお客さんで、60分です。電マのオプションが入ってますのでよろしくお願いします」と伝達し、無事送り出した。謎の達成感が込み上がってくる。
ここで女の子の出勤情報などの引継ぎなどを行うためスタッフが一度集まる。
「ちょっと休憩しましょうか」そうS君に誘われホッとひと息つく。足が棒のようだ。「疲れました? 今日は平日だからまだゆったりしてるほうですよ。週末はお客さんがひっきりなしにくるんで、この3倍は忙しいです」とビビらせてくる。1日だけの勤務なので、何とか頑張れているが連勤するとなるとかなりハードなのは間違いない。だが、「自分たちが頑張って女の子が働きやすい環境を作ってあげることが、店全体の利益につながるじゃないですか。給料も多くもらえるし、頑張ればどんどん出世できるんでやりがいありますよ」とS君。しっかりした考えを持っており、テキパキと仕事をこなすこの若者にちょっと尊敬の念まで抱いてしまった。
その後も淡々と仕事をこなし案内業務にも慣れてきた頃、予定の19時となり、長かった勤務体験も終わりのとき。店長からの「明日のシフトは何時からだっけ?」という問いかけを笑顔でスルーし、お世話になった店を後にしたのだった。
今回体験したのは、スタッフとしての仕事のほんの一部。出世していけば女の子のシフト管理やイベントの企画など様々な業務がある。それに伴って給料もどんどん上がっていき、店長クラスになると100万円という大台も見えてくる。確かに忙しくてキツイ仕事であることは間違いないが、非常にやりがいもあって高収入も狙える。現在、中洲ではどのお店も男性スタッフ不足というチャンスでもあるので、やる気があるって人はチャレンジしてみてはいかがだろうか。掴め! フーゾクドリーム!
体験したのは梅雨の晴れ間で天候にも恵まれた6月下旬の平日。早番として勤務させてもらうことになっているので、オープン前である8時にお店へと向かった。普段は着用しないスーツをバッチリと着こなし、足取り軽く同店がある中洲南新地の風俗ビル「H-one」へ。
「今日はよろしくお願いします!」と元気よく挨拶してお店に入る。迎えてくれたのは同店の店長さん、そしてふたりのスタッフの計3名。「じゃあ彼がいろいろ教えるから」とスタッフのひとり、S君を紹介された。自分よりひと周りは若い20代前半のハキハキしたスポーツマンタイプだ。「じゃあとりあえずこっちへ」とS君に案内され向かった部屋には、山積みになったキャンパス系の制服にルーズソックス、スクール水着。
「昨日プレイで使用した制服です。遅番のスタッフが洗濯して乾燥まで終わっているので、これをアイロンがけしていきます」。S君は慣れた手つきでスイスイと器用にアイロンをかけていく。「じゃあやってみましょうか」とアイロンを手渡された。今までの人生でアイロンをかけたことがない筆者。可愛らしい制服をアイロン台に乗せ、恐る恐るかけていく。ぎこちないながらも何とか1着をかけ終わる。「もう少し早いペースでいきましょう。オープンまでにこれ全部終わらせないといけないんで」と、ルーズソックスを手慣れた手つきでクルクルと丸めているS君。女子力高い。
S君にも手伝ってもらいながら何とかすべてアイロンをかけ終わり、ちょうどオープンする時間となった。緊張しながら受付の近くで待機。すると早速エレベーターが動き出し、ひとりのお客さんが入ってきた。店長さんがコースの説明を行い、お客さんはコースと女の子の指名をして料金を支払う。S君はすっとお客さんのところに行き、「こちらでお待ちください」とスムーズに待合室へと案内を行った。「ここは学校をモチーフにしているので、お客様をお呼びするときはこのカードに書かれた名前で呼ぶようにしてるんです」と説明を受けた。確かにカードには番号と一緒に“青木先生”と名前が記されていた。そうこうしてる間にもお客さんは次々に入ってくる。S君の案内業務を何度も何度も見て、頭の中でシミュレーションを繰り返すが中々難しい。すると「1度やってみようか」と店長からまさかの提言。早くないすか?
「じゃあ準備が出来たので16番のお客さんを案内してみましょう」とS君。かなり緊張しながら「16番の原田先輩、お待たせいたしました」と呼びかけた。そして出てきたお客さんに禁止事項、同店では校則と呼ばれている説明を行う。「以上、校則になります。大丈夫でしょうか? それでは最後に爪の確認をお願いします」。チェックが終わると、いよいよお客さんを部屋へと案内する。ちなみに3回ほど噛んだ。
同店は教室や理科室、視聴覚室など学校にある部屋をモデルにしている。今回案内するのは3-B。S君からさりげなく「右奥です」とアドバイスされお客さんを引き連れて向かう。角を曲がるときには「ご案内します!」と大きな声を上げる。これは女の子とバッティングしないための配慮だ。部屋に誰もいないことを確認し、お客さんを中に入れる。そして室内の説明を簡単に行い、3分ほどで女の子がやって来ることを伝える。その足で女の子の待機所へ。部屋を開けるとプォ~ンと香ってくるいい匂い。そして可愛い制服を着た女の子がいっぱい。なんだか女子高の先生になった気分だ。接客する女の子にコースの説明をしてタイマーを手渡す。「指名のお客さんで、60分です。電マのオプションが入ってますのでよろしくお願いします」と伝達し、無事送り出した。謎の達成感が込み上がってくる。
やることが次から次にあって
あっという間に時間が過ぎていく
こういった案内業務をこなしながらもやる仕事は多くある。待合室の喫煙所をチェックして灰を片付けたり、トイレが汚れてないか確認してトイレットペーパーは常に三角折りに。そしてサービスが終わったお部屋のセットも大事な仕事だ。ローションやボディーソープ、消毒液の残量をチェックし、少なくなっていれば補充。最後にお部屋に消臭スプレーを振りかける。また、使用されたタオルがどんどん溜まっていくので、それをまとめて指定の場所へと運び新しいタオルを用意しておく。常に何かしらやることがあって、バタバタ動いていたら時刻はあっという間に15時となり、遅番の人たちが出勤してきた。
あっという間に時間が過ぎていく
ここで女の子の出勤情報などの引継ぎなどを行うためスタッフが一度集まる。
「ちょっと休憩しましょうか」そうS君に誘われホッとひと息つく。足が棒のようだ。「疲れました? 今日は平日だからまだゆったりしてるほうですよ。週末はお客さんがひっきりなしにくるんで、この3倍は忙しいです」とビビらせてくる。1日だけの勤務なので、何とか頑張れているが連勤するとなるとかなりハードなのは間違いない。だが、「自分たちが頑張って女の子が働きやすい環境を作ってあげることが、店全体の利益につながるじゃないですか。給料も多くもらえるし、頑張ればどんどん出世できるんでやりがいありますよ」とS君。しっかりした考えを持っており、テキパキと仕事をこなすこの若者にちょっと尊敬の念まで抱いてしまった。
その後も淡々と仕事をこなし案内業務にも慣れてきた頃、予定の19時となり、長かった勤務体験も終わりのとき。店長からの「明日のシフトは何時からだっけ?」という問いかけを笑顔でスルーし、お世話になった店を後にしたのだった。
今回体験したのは、スタッフとしての仕事のほんの一部。出世していけば女の子のシフト管理やイベントの企画など様々な業務がある。それに伴って給料もどんどん上がっていき、店長クラスになると100万円という大台も見えてくる。確かに忙しくてキツイ仕事であることは間違いないが、非常にやりがいもあって高収入も狙える。現在、中洲ではどのお店も男性スタッフ不足というチャンスでもあるので、やる気があるって人はチャレンジしてみてはいかがだろうか。掴め! フーゾクドリーム!
急募男性スタッフ
今回1日体験させてもらった「ときめき胸キュン女学院」も男性従業員を絶賛募集中。興味がある人は、今すぐコールを!
今回1日体験させてもらった「ときめき胸キュン女学院」も男性従業員を絶賛募集中。興味がある人は、今すぐコールを!
中洲トクヨク・ヘルス 「チャペルグループ」
TEL / 0120-171-979
資 格 / 18歳以上
待 遇 / 26万円~(研修期間3ヵ月間は22万円)
[月刊アソビーノ2017年8月号掲載]