1人暗い部屋で専用のゴーグルを装着し、はやる気持ちを抑えて再生ボタンを押す。すると目の前に広がる豪華なホテルの一室、そして極上の美女。まるで本当にその場にいるかのような臨場感で、手を伸ばせば美女のカラダに直接触れられそうな圧倒的なリアリティー。これまで味わったことがない興奮が一気に押し寄せ、ドーパミンがドバドバ放出。これは筆者がVR（ヴァーチャルリアリティー）で初めてAV（アダルトビデオ）を見たときの感想だ。

　昨今驚きのスピードで進化を続けているVR。日本語に訳せば仮想現実という意味で、コンピューターなどによって作り出された映像を専用の機器を通して視聴することで、その空間にいるかのような感覚を体験できる技術だ。　年は「VR元年」とも言われ、多くの企業がこの分野へ一挙に進出。有名なところでは、ソニーの「プレイステーションVR」などがあり、現在も品切れ状態でなかなか手に入らない人気っぷりとなっている。また、スマホを装着することでVR映像を見ることができる簡易的なキットも数多く発売されており、安いものになると1千円以下でも手に入ることから、気軽にVRの世界を体験できるようになってきた。

　今後もさまざまな分野での発展が期待されているVRだが、やはり本誌読者が気になるのは“エロ”ではないだろうか。冒頭で紹介したように、VRとエロの組み合わせはまさに鬼に金棒と言った感じで相性バッチリ。そのときに見たAVの内容はありきたりなものだったのだが、それをVRにすることで一気に大興奮の作品へと変貌。なかなか文章だけで伝えるのは難しいが、中学生のときに初めてAVを見た以来、いやそれ以上の衝撃。筆者のチンコは確かな未来を感じた。

　思えばVHSがベータとの規格争いで勝利したのも、AVに積極的に進出したからとも囁かれているように、アダルト業界がVR普及に果たす役割は大きいと考えらえる。事実、国内最王手のアダルト動画プラットフォームサイトでは、昨年11月のサービス開始からわずか20日間で20万ダウンロードを記録。1番売れた作品の売り上げは、20日間で1千万円を超えたという。今現在も次々にVR専用の作品が発売されており、その撮影技術は日に日に高まっている。今後に期待せざるを得ないところだ。

　大きな盛り上がりを見せるVRだが、流行に敏感な風俗業界が放っておくわけがない！　現状、本格的に導入しているお店は多くないが、VRを女の子の紹介に使うお店が続々と出てきている。これまでは写真や動画を見て女の子を選んでいたと思うが、これがVRになるとよりリアルに女の子を感じることができるのだ。これからはVR指名がスタンダードに。そんな未来がやってくるかもしれない。本誌のサイト版、「MAN-ZOKUNET」では全国各地の風俗店で撮影を行い、VR動画による体験動画を順次配信している（詳細はコチラへ）。VR視聴ゴーグルを用意して、まずはその凄さを体感してみてほしい。新たな時代の到来をビンビンに感じることができるはずだ。

　また、さらなるVRの活用方法として思いつくのが風俗店でのサービスとの連動。VRのAVなどを見ながら、実際に女の子がそれに連動してサービス、なんてことも期待できるんじゃないか。そんなことを考えていたら、早くも実現していた！　東京都で世界初のプレイ連動型VR風俗店がすでに今年2月にオープン！　女の子の手にセンサーがつけられており、映像とリンクする手コキ専門店なんだとか。そう聞くだけで、VRのAVを体験した筆者としては、遊んでみたくてたまらない。これが進化してフェラやスマタになったら……。そんな情報を中洲の某ソープランド店長に話したところ、食い気味に「今度東京行くから行ってみるよ。それにしてもVRか……。ちょっと真面目に検討してみる」と期待させられる返答が。福岡にVR風俗が誕生した暁には、本稿で真っ先に取り上げるので、期待にコカンを膨らませて続報を待て！