風俗でオリジナルのAV撮影?!
機材はプロ並みの“撮り風”男子急増
機材はプロ並みの“撮り風”男子急増
ひと昔前はマニアックなプレイという印象もあったフーゾク店の撮影オプションだが、近頃、撮影可能な女の子が急増。それに伴い気軽にハメ撮り気分が味わえるとフーゾクファンもカメラ小僧化してるとか。
顔出しOK、しかもオプション代無料で動画が撮影できる「JRもちぷよ駅」のちりちゃん。写真内のQRを読み込めば、そのプレイの様子をレポートした体験動画を見ることができるぞ。
客引き行為をするキャッチ撲滅には
我々ユーザーがついていかない事!
昨今はスマートフォンに搭載されているカメラの性能がどんどん良くなっており、手軽にいい写真や動画が撮れる時代。フェイスブックに代表されるSNSサイトなどにスマホで撮った写真をUPしている人も多いのでは? まさに一億総カメラマン! といった状況であるが、実はフーゾク業界にもカメラ小僧が大量発生中なんだとか。我々ユーザーがついていかない事!
写真や動画の撮影オプションは根強い人気がありますね〜」と教えてくれたのは、福岡デリヘル「JRもちぷよ駅」の店長さん。このオプションは文字通り、女の子とのプレイ中に写真や動画を撮影出来るというもの。気軽にAVのようなハメ撮り気分が味わえるので人気が高く、後日のオカズにもなるという一石二鳥なオプションだ。昔からあるにはあったのだが、撮影可能な女の子が限りなく少なかった。しかし最近は撮影OKという女の子が急増。同店では現在30人近くが撮影でき、さらに顔まで撮らせてくれる子も多数いるという。
可能な女の子が増えた背景には、いろんな理由が考えられるが、前述の「JRもちぷよ駅」に在籍するちりちゃんは指名を集めるためというドストライクな動機。
「自分は顔出し撮影もOKでオプション代も無料にしているんです。きっかけは、あるお客さんから撮影とか出来ないの?って聞かれたから。常連さんだったのでOKしたんですけど、いつも以上に興奮してくれたんですよね」。彼女はその後、自分も撮られる快感に目覚めたこともあり、オプション代無料と打ち出して指名を多く勝ち取れるようになったようだ。
事前に万全の準備をして撮影
非日常な行為を楽しむファン
若い世代が次々にキャッチをやり始めているのは、やはり稼げるからだろうか。キャッチは通行人に声をかけてお店に連れていくことでバック、いわゆる紹介料をもらう。相場はお店やキャッチによって変わってくるが、だいたい1セット6千円のお店に連れて行くとバックが2千円。5人の団体客を捕まえればそれだけで1万円の稼ぎになるという。紹介すればするだけ収入になり、しかも即金。条例改正によって取締りが厳しくなっていようがおかまいなし。捕まらなければいいんでしょと言わんばかりに、客引き行為に精を出しているようだ。以前と違う点といえば、「案内所ありますよ〜」と声をかけられること。これは私服警官の取り締まりを警戒してなのだろう。警官の見回りを見かけるとすぐに連絡を回してその場から解散したりなど、キャッチたちも捕まらないようにいろいろと知恵を絞っているようだ。非日常な行為を楽しむファン
では、実際にこの撮影オプションを楽しんでいるフーゾクファンの意見を紹介しよう。30代独身のT氏は、昔からフーゾクが大好きで遊びまくっていたものの、普通のフーゾク遊びに飽きがきていた。そんなときに出会ったのが撮影オプション。その非日常な行為にすっかりのめり込んだT氏は少しずつカメラを取り揃え、今では5台のコンパクトデジカメを駆使。デリヘルで遊ぶ際は、ホテルの部屋の作りを見て4台のカメラを四方に固定してから万全の状態でお店に電話。1台を手持ち用として使い、撮影を楽しんでいるという。もちろんT氏は常連であり、カメラを5台使用することをお店に伝えている。
「60分コースじゃ足りないから最低でも90分は必要かな。60分プレイを楽しんでから、残り時間で撮影だけをするときもあるよ」とT氏。撮影した動画を見ながらお酒を飲むのが、至上の喜びなんだとか。ちなみにこのT氏、以前顔出し撮影はNGの女の子と遊んだ際に、つい顔を撮影してしまってトラブルになったことがあるとか。女の子から苦情を聞いた店は、T氏に出禁を通達。しかし、後日T氏が謝罪で電話したときに、月に10回以上も利用してくれる常連であったため、他の女の子なら利用OKと、許しを得られたという。
「撮らせてくれた女の子に申し訳ないことをしたので、かなり反省しました。もう絶対そんなことはしませんよ。やっぱり紳士的に遊ばないといけませんからね」
対策は女の子まかせの現状
節度を守って遊びましょう
この撮影オプションをやりたがらない女の子は、もちろん流出を恐れているから。先のT氏の例ではないが、顔を撮られて悪用されないとも限らないからだ。この辺りの対策をお店側はどのように行っているのだろうか。福岡の某デリヘル店では、節度を守って遊びましょう
「基本的にお店が写真やビデオの内容を確認することはありません。写真ならまだしも、動画をすべて確認するのは現実的じゃありませんからね。ですから顔出し撮影NGの子に関しては、カメラの角度とかで不安に思ったらしっかり内容を見せてもらうように指導しています」と、女の子の自主防衛に任せている状況。お店も女の子も我々ユーザーを信頼して撮影を許可しているので、何かとトラブルを起こしている撮り鉄のようにはならず、節度を守った“撮り風”?になるべき。紳士的に楽しみたいところ。
最近ではまったくプレイをせずに撮影だけをしていくお客さんもいるほど、多くのフーゾクファンに喜ばれている撮影オプション。一眼レフカメラなどの本格的なものを準備する必要はなく、いつも持ち歩いているスマホでも十分に激エロな写真、動画が撮れるはず。フーゾクで遊んだ後も、その思い出に浸れるコストパフォーマンスが高いこのオプション。未経験の人はぜひ試してみてはいかが?
[月刊マンゾク九州2016年4月号掲載]