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フーギャルちゃんもこぞって出没中?!
話題沸騰の相席バーの人気に迫る
「仕事終わったら“アイセキ”行こ〜」と、フーギャルの間で飛び交っているとかいないとか。そんな噂を聞きつけ取材してみると、多くのフーギャルたちが今話題の相席バーに出没しているらしいが……。
写真は7月にオープンした相席バー「VERY」の店内(※2018年9月現在閉店しております)。VIPルームも用意されている。
 最近福岡でも続々と新店がオープンしており、新しい出会いの場として話題を集めているのが相席居酒屋やバー。“相席”という言葉からも分かる通り、それぞれ別々にお店に来た見ず知らずの男女が、相席しておしゃべり。友達作りや恋人探しにも使えるという何とも魅力的なスポットだ。読者のみなさんの中にも行ったことがある人はいると思うが、現在福岡市内だけでも10軒ほどあり、北九州市や久留米市にも続々オープン。熊本の中心部にも6〜7軒と今年になって一気に増えてきた印象だ。以前は婚活バーとして営業していたお店が、相席バーへと商売替えしたところも出てきている。 

 無料で飲めるという女性にとって魅力的なアピールポイントを持つ相席バー。若い女性を中心に出会いの場として人気を集めているが、フーギャルの間でもブームが訪れているという。取材してみると「仕事が終わってクラブが開くまでの時間潰しによく行ってる」「お店の子を誘って行ってみたら、無料で飲み食いできるし出会いもあるから最近ハマってる」といったフーギャルの声を多数聞くことができた。中洲の某トクヨク店長からも、「女の子と話してるとよく相席って単語が出てきますね〜。自分も1度行ったことありますよ。どこのお店の子かは分からないけど中洲で見たことがある子を何人か見かけましたね」との情報があった。

 「一般的なSMプレイにはならないかもしれませんが、エゴマゾと言ってもお店では特別どうということはないですね。確かにSMプレイの場合は女王様が主導 して進めていくので命令を全部断られるとやりにくい面がないとは言えないですし、そういうお客はお断りという女王様もいると思います。ですが、うちではす べて受け入れていますし、プロですからお客様に合わせてうまく誘導していきますよ」

フーギャルにも人気の相席バー
ムフフなことも期待できるのか?!
 こうもフーギャルの間で流行しているというなら、相席バーに遊びに行けばフーギャルとムフフなことが?! なんて思っちゃうかもしれないが、期待しすぎはよくない。右ページで取り上げた「LINE営業」のように、相席バーでお客さん探しをしているというわけでもなく、純粋に飲み食いを楽しんだり、出会いを探してるって子がほとんどだったからだ。

 福岡の某デリヘルで働くYちゃん(21)は、「最近は仕事が終わったらほとんど行ってますね。タダで飲めるのも嬉しいけど、いろんな男性と知り合えるのがいい。だってクリスマス近いし(笑)」とは、真剣に出会いを求めている様子。また、「フードは有料だけど、相席している男性が払ってくれることも多いからめっちゃ嬉しい。いっぱい食べさせてくれた人ならフラッとついて行っちゃうかも(笑)」とは某ぽっちゃりデリヘルで働くHちゃん(20)。彼女たちのようにあくまでもプライベートで利用している子が多いので、フーギャルとムフフなことがしたいなら当然風俗店に行ったほうが早い。そもそもフーゾクで働いているとその場で明かしてくる子はほとんどいないといっていいし、たまたま自分がフーゾクで遊んだことがある子と出会ったとしてもそれを伝えるのはマナー違反。純粋に出会いを楽しむってのが相席バーのいい活用方法かも。

 さてさて、そんな相席バーのシステムだが、男性は時間単位で料金が加算され、飲み放題。一方、女性は一部ドリンクやフードを除き、無料でドリンク飲み放題というのが基本的なところ。詳しい内容は下段を参照してほしいが、福岡に以前あった出会いカフェでは女のコを外へと連れ出す際は5千円ほどお店に払う必要があったが、こちらは無料。短時間で意気投合すれば、低料金で連れ出すことも可能というわけだ。もちろん、飲み放題でフードも充実しているのでそのまま相席バーで盛り上がるのもOKだ。この“相席”ブーム、果たしていつまで続くのか?!


[月刊マンゾク九州2016年1月号掲載]
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