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値下がり続けるガソリン価格!
デリヘル店は経費削減で大助かり
26週連続で値下がりするガソリン代がついに全国平均130円台に突入! この状況に毎日送迎で車を使いまくりのデリヘル業界が歓喜しているようです。
※写真はイメージです。
毎週値下がりを続け、リッター134円になったガソリンスタンド。今後も下がり続ける?(1月下旬、博多駅周辺にて撮影)
半年前から30円以上の値下がりで
経費が月10万円以上削減のお店も
 ガソリン価格の値下がりが止まらない! 昨年の7月中旬に1㍑あたりの全国平均小売価 格が169.9円を記録したが、そこから歴代最長となる26週連続で値下がり。今年の1月22日には、2年5ヵ月ぶりに140円を下回る139.6円の値を付けたのだ。福岡市内では130円以下の価格もチラホラと見かけるようになってきた。こうした状況に、普段から車を利用している人はもちろん、風俗界で大きな恩恵を受けているのがデリヘル経営者だ。

 「自分のところは送迎車6台で回してますが、半年前のリッター160円台のときのガソリン代は月に50万円から55万円くらいでした。それが今は40万円くらいなのでかなり助かってますよ」とは、福岡の某デリヘル店オーナーK氏。デリヘルを経営するうえで、人件費を除いてガソリン代は広告費に次いで割合を占める経費。ここを抑えられるのは、非常に助かるというわけだ。今回のガソリン代値下げは送迎車を多く利用する大手であればあるほど、その恩恵を授かっていることになる。

ハイブリッド車に乗り換え?!
ガソリン代を抑える工夫とは
 しかし、「このまま値下げが続いてくれたら最高なんだけど…」とK氏が懸念するように、ガソリン代は国際情勢に左右され値動きが激しいモノ。実際に原稿執筆時(1月下旬)からこの号が発売される間にさらに大きく値が動く可能性も大いにある。

 ではこの小さくない経費に対してお店は普段から対策をしているのだろうか。2台の送迎車で回しているという某大分デリヘル店のオーナーは、「オープンしてからずっとクラウンで送迎してたんだけど、去年プリウスに変えたんだよね。そしたら月のガソリン代が4分の1になったんだよ。これならすぐに元が取れるし、思い切って変えてよかった」という。ハイブリッド車に切り替えているお店はかなり多く、特に多くの送迎車で回している大手ではその傾向が強かった。

 また、「1円でも安くとか、そこまで徹底しているわけじゃないけど送迎してたらいろんなところを回るから、ガソリン代のチェックは欠かせない」と熊本の某デリヘル店長。周辺のガソリン代情報に気を配り、支払いはカードに統一しているとか。他には極力車を使わないように、出来るだけ事務所近くのホテルから利用してもらうなどの工夫をしているお店もあり、各店さまざまな営業努力を行っているようだ。

 この先ガソリン代の価格がどのように変化していくかは分からないが、これからも下落が長く続いていけばお店は大助かり。浮いたお金でお客さま還元キャンペーン! なんていかがでしょ~かね?

[月刊マンゾク九州2015年4月号掲載]
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