2店舖3店舖掛け持ちは当たり前!
活発化するフーギャルダブルワーク
活発化するフーギャルダブルワーク
正社員として働きながら夜はアルバイト。こんな掛け持ちダブルワークをする人が増えている昨今。フーギャルたちも、朝昼夜、深夜とダブルワークしまくってるとか?!
※写真はイメージです
店舗型の性風俗特殊営業は風営法により営業時間は深夜0時までとなっている。中洲南新地から出てきて足早に歩く女の子。次の仕事へ向かっているのだろうか…。
店舗型の性風俗特殊営業は風営法により営業時間は深夜0時までとなっている。中洲南新地から出てきて足早に歩く女の子。次の仕事へ向かっているのだろうか…。
朝はソープに、夜はデリヘルに出勤! 働きまくる今ドキのフーギャルたち
消費税増税間近ってことで、何かと値上げのニュースが連日報道されている。自動販売機の飲料は120円から130円へ。タバコも最大20円値上げと地味に痛い。アベノミクスで日本経済復活なんてはやし立ててはいても、まだまだ不況の日本。それを反映してか、最近は仕事が終わった後にアルバイトに精を出すサラリーマンが増えており、ダブルワークなんて言葉もよく耳にする。それと同じように、風俗業界でもこのダブルワークをしている女の子が激増しているとか。
「掛け持ちで1日12時間以上は働いてます!」とは、中洲の某ソープランドの女の子。彼女は在籍しているソープランドに13時から出勤。22時まで働いた後、すぐに掛け持ちしているデリヘル店へ出勤しているという。仕事は朝方の4時まで。「やっぱり1店舗だけだと、日によって収入がバラバラだから不安で。ソープのほうで本数が少なくても、デリヘルがあると安心なんです」と語る。
掛け持ちしている女の子は、〝ソープとデリヘル〟のように店舗型で働いた後、深夜にデリヘルで働くケースが非常に多い。店舗型は風営法により深夜0時以降の営業を禁止しているが、デリヘルは24時間営業しているところもあるように時間の制限がないためだ。
「女の子に安定してほしい」
掛け持ちを容認するお店も
この掛け持ちは、そのまま女の子の引き抜きなどをされる恐れがあり、お店のルールで禁止しているところも多い。お店に黙ってやっている子も少なくないだろうが、実は掛け持ちを容認しているお店も増えてきている。実際に容認しているという中洲の某トクヨク店長は、「お店としては、女の子にしっかりと稼がせないといけない。お客が多いときは問題ないけど、どうしても少ない日も出てきますよね。そうなると辞められちゃうんです。それだったら掛け持ちを容認して、女の子に安定してもらったほうがいい面も多いんですよ」という。
掛け持ちを容認するお店も
取材を続けていくなかで、「稼げるうちに稼いどかないと!」と、2店舗の掛け持ちどころか6店舗の掛け持ちをしている女の子までいた。源氏名が6つあるので、混乱してしまい、今はすべて同じ源氏名で統一しているとか。それにしても近頃のフーギャルは堅実な子が多いようで…。さあて、記者も彼女たちに見習ってダブルワークでも…とますます締切が守れないっすかね?!
[月刊マンゾク九州2014年5月号掲載]