難癖・イチャもん・無理難題!
風俗店も困惑するクレーマー客の実態
風俗店も困惑するクレーマー客の実態
生活してれば文句のひとつやふたつ言いたくなるシーンに遭遇するんですが、それはちょっと言い過ぎでしょってなクレームを入れるモンスタークレーマーが昨今話題に。風俗店でも理不尽なクレーマーには相当悩まされているとか?!
※写真はイメージです
夜になると酔っ払って上機嫌になっている人をあちらこちらで見かける中洲大通り。この後も楽しく遊んでくれたらいいのだが…。
夜になると酔っ払って上機嫌になっている人をあちらこちらで見かける中洲大通り。この後も楽しく遊んでくれたらいいのだが…。
理不尽な要求や意味不明な被害妄想! ひどいクレーマーには警察を呼ぶことも
「今日は5千円で遊ばせろよ!」と、受付で大声を上げるお客様。これは某日、中洲の某ソープランドで実際に起きた出来事だ。「 とにかく凄い剣幕で勢いに押されてしまいました」と受付をしていた従業員Kさんは述懐する。客の言い分を聞くと、前回フリーで遊びにきたら全然タイプじゃないハズレの女性をつけられた。お詫びとして今回は5千円で遊ばせろというクレームだったらしいが、当然店側は納得できる話ではない。結局収まりがつかず、「警察を呼びます」と伝えると、捨て台詞を吐いて帰っていったとか。このように昨今何かと話題になっているモンスタークレーマーには、風俗店も手を焼いている様子。クレームというより言いがかりと言ったほうがピッタリな事例は枚挙に暇がないのだ。
ひと昔前は風俗店にクレームを入れたら、裏から怖いオッサンが出てきて「ちょっと事務所へ」なんて展開がありそうなイメージもあった。しかし現在は「俺は王侯貴族か?!」なんて勘違いしちゃうくらいに丁寧な接客をしてくるお店が増えてきている。その流れで風俗店に対して行き過ぎたクレームを入れる客が増加傾向にあるのだろう。
クレーマーが良い常連客に?!
誠心誠意対応するのが基本
「一番多いのはやっぱり酔っ払ったお客ですね」と中洲の某トクヨクY店長。風俗街である中洲南新地はクラブ、ラウンジなどが密集する中洲大通りと場所が近いため、飲んだ後に流れてくる客が多い。誠心誠意対応するのが基本
酔っ払って気が大きくなっているからなのか、理不尽なクレーム、要求をしてくるケースが多いそうだ。その際の対応は各店ごとに違ってくるだろうが、Y店長のお店では何を言ってもラチの明かないようなひどいクレーマーの場合は、警察に連絡して以後出禁にすることで対応。話は聞いてくれるような人の場合は、また遊びに来てもらえるように誠心誠意対応するよう従業員にも指導しているようだ。納得してくれたらその後リピーターになって非常にいいお客さんになるケースが少ないながらもあるとか。「昨日の敵は今日の友、じゃないですけどね(笑)」。
ちなみに今回モンスタークレーマーによる状況を各店に取材していたのだが、一番衝撃的だったのが、衛生的に真性包茎の客はゴムフェラで対応しているお店での話。そう女の子が説明すると「俺は包茎じゃない!」と無理やりチ○コをムキ出したら、チン○スがどっさり。モンスターなお客に一番困惑しているのは、接客している女の子かもしれない……。
まだまだあるぞ
トンデモクレーム集!!
トンデモクレーム集!!
お店も呆れる理不尽なトンデモクレームはまだまだたくさんある。ここではほんの一部をご紹介!
迷言
・匂い付きの石鹸を使ってるから奥さんにバレたじゃないか! どうしてくれる!
・2万8千円も払ってるのに何でマットサービスがないんだ!(もともとない)
・生じゃなかったぞ!
・アソコがユルユルじゃねーか!
・写真とまったく違う!(顔全部モザイク)
・2回しかイケなかったぞ!
・他の予約をキャンセルして俺を入れろ!
事例
・某トクヨク店のある女の子に対して、いろんな客からお店のアドレス宛にクレームメールが。女の子に話を聞いてみると、○番を強要されて断ったお客さんがいたと告白。調査の結果、その客がアドレスをいくつも変えてクレームメールを送ってきていたとか。
・1年前の風俗誌を持ってきて、そこに載っている割引キャンペーンを利用しようとする。
[月刊マンゾク九州2014年4月号掲載]