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60越えてもまだまだ元気!
還暦オヤジが風俗で大ハッスル中?!
「これから超高齢化社会になる日本では、風俗業界も廃れちゃうのでは?」なんて心配はご無用!60歳オーバーの還暦オヤジたちは、今日も元気に風俗でハッスルしているようです。
バブルの象徴である「ジュリアナ東京」。お立ち台で踊るタイトなミニスカ姿の女性に男たちは熱狂。この頃に管理職という今の60代はかなり羽振りがよかった?!
 4人に1人が65歳以上。そんな超高齢化社会を目の前に迎えている日本。未婚化や晩婚化に伴い出生率が減り続けている一方、高度な社会福祉制度により平均寿命が延びており、あと10年もしないうちに65歳以上のいわゆるシルバー世代の数は、3500万人にまで達すると予測されている。65歳といえば、ご高齢という印象を抱いてしまうかもしれないが昭和のオヤジはスケベが大好き。しかも、若者世代が堅実的になり、遊ばなくなったと言われている昨今では、より精力的に写ってしまっているのだ。それを象徴するかのように、風俗店には多くのシルバー世代が足を運び、年代別の割合でも増えているという。

 「ご年配の方もよくご利用していただいていますね」とは、中洲で人気の某ソープランド店のD店長。同店に来店する60代以上のユーザーは、5年前の10%程度に比べて現在15%ほどと確実に増えてきているとか。月に複数回お店にやってくる常連も多いらしく、中にはスマホを駆使してメルマガやイベントをしっかりチェックしているヘビーユーザーまでいるという。

 「常連さんのひとりに、毎月年金受給日に来店されるお客様がいらっしゃるんです。もう70歳近いんですが、パワフルですよ(笑)」と、D店長。去り際の「また来月」というセリフに毎回ほっこりしてしまうとか。

 また、某デリヘル店のM店長に話を聞くと、こちらは60代のお客が10%ほどいるという。特徴として、同じ女の子を指名する傾向があり、若い女の子との擬似恋愛を楽しんでいる向きもありそうだ。
エネルギッシュに駆け抜けた団塊世代の若かりし頃とは?
 そんなアグレッシブに人生を謳歌している60代以上のシルバー世代。特に元気なのは団塊の世代と呼ばれたオヤジたちだ。彼らの歩んできた人生を辿ってみると、見えてくるものがある。

 生まれは1950年頃。戦後の復興で日本がイケイケドンドンと盛り上がっているときだ。青年期は高度経済成長真っ只中で、不景気の今とはまったく違い多くの働き口があった。そんななか、彼らは“金の卵”と持てはやされ、各業界でエネルギッシュに働いて経済大国日本を作り上げたのだ。そして油の乗り切った30代40代になると、バブル経済の到来。今では考えられないような好景気を味わった。当然遊びも豪快で、「金は天下のまわりもの。使って使って使いまくれ!」と言わんばかりに、街に繰り出しては札束をバラまく。まさにこの世の春を謳歌していた世代なのだ。そんな彼らだからこそ、遊びを知っている、あの頃を忘れられないといえるのかもしれない。

 現在は、定年して時間に余裕もあり。そしてバブル経済の恩恵で貯蓄もあり、しっかりと年金も享受している。頑張ってきた自分へのご褒美として。はたまたエネルギッシュにまだまだ若い女を抱きたい。そう思うのも当然といえよう。しかし相手を探すのはなかなか容易なことではない。そこで風俗に行ってその欲望を満たしているのだろう。
「60分コースで3発もイッちゃった」若い子顔負け! 衰え知らずの性欲
 日本を上に上にと押し上げてきた彼らのエネルギッシュさはプレイにも表れている。リピーターの半数がご高齢という某デリヘル店勤務のLちゃんは、おっとりとした古風な雰囲気の美女で、高齢者の心をくすぐりそうな子だ。

 「毎週呼んでくれたりとか、延長延長で6時間も楽しんでくれたりとかいろんな人がいますね。印象に残ってるのは60分コースで3回もイっちゃったりするおじいちゃんです。若い子より元気かもしれませんね。3回もイッたのに、帰ったら思い出しながらひとりでするわ~とか言ってました(笑)。その方は自分の66歳の誕生日にも呼んでくれて、一緒にホテルでお祝いしちゃいました。その日も、もちろん3回しましたよ」。なんともゴーカイな話である。
風俗ユーザーも高齢化に突入?! シルバー世代への特典イロイロ
 風俗を利用する客層の10%を越え、さらに毎年増えてきているとあっては、お店側も無視できない貴重な世代。いろいろなイベントで彼らを取り込もうとしている。福岡、熊本をはじめ全国展開する大手のホットポイントグループでは、50代以上のお客に限定会員カードを年会費無料で提供。これを提示するだけで、いつでも60分コース以上が3千円オフになるという大きな特典を用意している。他にも各店に取材したところそういったシルバー世代へのイベントや割引を考えているところが少なからずあった。「バイブやローターを無料で貸し出す」といったオプション系から、「栄養ドリンクを配るってどう思う?」など、各店もアイデアを絞っている。固定客としての取り込みに力を入れているのだ。

 2020年には4人に1人が65歳以上になるという現実。これからの風俗店にとって、彼ら高齢者たちに目を向けることが生き残りの分かれ目となってくるかもしれない。それにしても、高度経済成長を支えたオヤジたちは元気である。安寧な老後を楽しんでいるかもしれないが、そんな精力的なら今の不景気日本のためにもうひと頑張りしてもらえないかってのは酷な話か。

未来のオヤジたちは大丈夫?
今の60代以上の人たちは、時間もあるし金もあるが、今後はどん底と呼べる不景気を過ごしてきた世代が続々と高齢者になっていく。年金の受給年齢が引き上げられる可能性もあるとの話も…。風俗業界だけの問題ではないが、それに向けての取り組みも今の内から考えておくべきかもしれない。
[月刊マンゾク九州2013年9月号掲載]
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