風俗ファンなら1度はその名前を聞いたことがあるであろう、「YESグループ」。コンセプトの違う様々なトクヨク・ヘルス店を運営、ここ福岡の中洲はもちろん、横浜や札幌など全国に展開している大手風俗グループだ。

　そんなYESグループが、ついに火の国熊本に進出！　新築された「ファイブスタービル」にて、今年の１月18日に3店舗同時オープンを果たしたのだ！

　「ようやくオープンに漕ぎつけられてホッとしています」とは、同グループの熊本エリアを担当するA氏。彼がそう語るのは、このオープンに至るまでかなりの紆余曲折があったからだ。

　ピンと来た人もいるだろう。そう、’16年4月に発生し、大きな被害を出した〝熊本地震〟による影響だ。

　「当初の予定ではもう少し早くオープンしていたのですが、震災の影響で延期になってしまいました。復旧作業に多くの人手が必要でしたから」とA氏。

　予定より工期が遅れてしまい、コンセプトも計画から色々と変わったそうだ。それを乗り越えて3店舗のオープンになったわけだ。

　その3店舗は、素人系の可愛い子専門店である「Kawaii（カワイイ）」、淫乱OLとのオフィスラブが楽しめる「BAD COMPANY（バッドカンパニー）」、欲求不満な人妻専門店「華女（かのじょ）」。

　そして今春には、巨乳専門店「グラマーグラマー」、学園系の「レッスン・ワン熊本校」、人妻夜這い専門店「TSUBAKI（ツバキ）」の3店舗がオープン予定となっている。

　これにより、YESグループは全国で60店舗を数えることになる。

　熊本は震災後、復興特需で働く女の子が殺到したという話もあったが、今回のオープンにあたり、女の子の集まりはどうなっているのだろうか。　

　「許可の問題で先行告知が出来なくて、女の子の求人には苦労しました。ですが、全国展開しているグループなので各地から女の子を集めて対応しました。

　福岡からも多く来ていますよ。オープンしてからは、毎日多くの問い合わせが入ってきてまして、地元の女の子もどんどん入店しています」とのこと。

　客入りの方も上々で、地元のフーゾクユーザーをはじめ、全国から熊本に入り復興作業に従事している人や、出張客、旅行客なども多数来店しているという。

　「これも全国展開している強みですね。それぞれの地元でYESグループを利用してくれている方などが、足を運んでくれています」

　震災の復興作業も本格化し、自力再建できない住民向けに公営住宅の建築にも着工した現在。新しく誕生した、〝風俗ビル〟は確実な復興を感じさせるもの。

　そして火の国熊本をさらに燃え上がらせる男の楽園として、注目を集めていきそうだ。