店舗数:238店舗 女の子:6336
その他エリアはコチラから
フーゾクが友好の架け橋になる?!
中国人・韓国人観光客ニッポン夜遊び事情
ここ福岡中洲には、多くの中国人、韓国人が観光に訪れているが、彼らの目的のひとつは風俗だった! 増え続ける夜遊び観光客への対応について各店に取材してみた。
▲中洲の無料案内所「マンゾクステーション」にも外国人の来店は多い。中には来日するたびに利用している常連もいるとか。
条件は日本語で会話できること
中洲にもある外国人受け入れ店
 近くて遠い国、なんて揶揄されることもある日本と中国、そして韓国。政治的な問題がいろいろと噴出しているものの、両国から日本へ訪れる観光客の数は相変わらず多く、毎年400万人を超えている状況だ。両国から地理的に近いここ福岡にも多くの観光客が訪れている。観光目的は様々だろうが、男性の観光客においては日本の風俗が目的のひとつになっていることは間違いないだろう。というのも九州最大の歓楽街である中洲の風俗店には、多くの中国人、韓国人の来店があるからだ。  

「うちにもよく来ますよ」とは、中洲の某ソープランドの店長。中洲ソープランドの平均相場である60分2万円強の料金で営業しているお店だ。同店には毎月5名前後、どんたくや山笠などのお祭りシーズンにはその数倍もの中国人、韓国人の来店があるという。その対応を聞いてみると、「基本的にはお断りしています。やはり女の子が不安がりますから。それと、問題が起きたときに言葉が通じなければ対応できませんからね」と、外国人NGの姿勢。多くのお店が同じような対応をしているが、「日本語さえ話せれば案内してるよ」という、中洲の某ソープランドもあった。女の子が了承するのは基本だが、システムの説明などが日本語で行えるならOKにしているそうだ。  

「いまのとこ問題は起きてないですね。だって自分たちが海外の風俗とかに行った場合、無茶できなくないですか? ちょっと怖いじゃないですか(笑)」。郷に入れば郷に従えの精神が、色街では生きているのだろうか。

デリヘル店でもOKな店舗あり
事前に顔合わせなどの対応も
 一方デリヘル店の場合はどうか。取材した多くのお店がNGだったのは同じだが、こちらも条件付でOKにしているお店はあ った。ここでもその条件は〝日本語が話せること〟だ。「電話でやり取りができれば受けていますが、女の子に聞いてみての判断になりますね。でも案内するときはスタッフが部屋まで行って、きちんと顔を合わせて確認するようにしています」。店舗型と違って女の子がスタッフと離れてしまうため、条件はより厳しくなっていそうだ。

 また、中洲南新地にある無料案内所「マンゾクステーション」にも話を聞いてみたところ、同案内所に外国人が来るのはだいたい月に100人から150人ほど。そのほとんどが、中国人、韓国人だという。ここでの対応は、あらかじめ日本語が話せるならOKというお店をリストアップして伝えている。同案内所の店長いわく、「何度か利用してくれている常連さんもいますよ。日本語もペラペラだし、特に問題は起きてないですね。お店からもそういった話は上がってきてないです。ここがどういう場所か分からず入ってくるお客もたまにいますけど、そんなときはアガシと言えばだいたい伝わります(笑)」。   

一方、他エリアはどのような対応を取っているのだろうか。九州では中洲に次ぐ歓楽街である熊本も福岡とほぼ同じ状況だったが、完全NGとしている熊本ソープランド「RAO」の店長によると、「あちらのガイドブックに載っている大人気のラーメン屋があるんです。それが当店の隣なんですよ(笑)。ラーメンを食べてこちらに来るというのが流れになっているのか、かなり多くの客が来ますね。もったいないとは思わないでもないですけど、いまのところOKにする予定はありません」という。彼らは悶々とした一夜を過ごしているのかもしれない。

割引使わず通常料金で遊ぶ
美味しいお客という見方も
 ここまで風俗店の対応をいろいろ見てきたが、多いとは言えないまでも、条件付きでOKにしているお店は少なからずあった。しかし、逆に外国人は美味しい客という認識をしているお店もある。実際に東京の吉原にある某ソープランドでは、中国人や韓国人の観光客を積極的に案内しているという。それは、なぜか。ズバリ正規料金で遊んでくれるからである。ご存知のように多くの風俗店は、ライバルとの競争のため本誌のような風俗誌やHP、案内所などにお得な割引を打ち出しているが、それを知らない外国人は多いのだ。また、時間いっぱい遊ぶということも少なく、90分や120分などのロングコースに入り、ひととおりサービスを受けると時間前でも出てくる客も多いという。今後福岡にもそういった〝外国人は上客〟という考えのお店が出てきてもおかしくはないだろう。特に増税などで日本人の財布の紐が固くなっている現在、福岡に訪れるお金を持っている外国人は魅力的なターゲットになっていくかもしれない。もしかしたら今後、中国語、韓国語を話せるスタッフを用意したり、専用のHPを作るなどの動きが出てくる可能性もあるかも?!


[月刊マンゾク九州2014年12月号掲載]
>>記事一覧

PCサイトを見る

close
アソビーノ編集部発行の各種電子書籍