突然だが、あなたはアナルを責められたり、自分でイジっちゃったりしたことはあるだろうか。それもアナル舐めなどの優しいもんではなく、アナルに指やバイブをズボズボと突っ込まれたりといったハードな責めを…。最近は、そんなマニアックな領域とも思えるアナルプレイが、ブームを巻き起こしているという！

　アダルトグッズ業界では、男専用のアナルバイブが好調な売上げを記録しており、新商品も続々と登場。風俗業界に目を向けても、デリバリーアロマを始め、アナルサービスを取り入れたり、ウリにするお店が増えてきている。男たちは、今アナルを猛烈に責められたいのだ!!

　そこでその現状を探るべく、中洲の風俗店に取材を行ってみた。

　「アナル責めが得意な子いる？　といった問い合わせの電話は最近多いですね。お客さんの年代も様々ですが、未経験だけど興味があってという方も多くいらっしゃいます」と、中洲の某トクヨク店長。お店のオフィシャルHPにも、出来る子に関しては積極的に得意技はアナル責めと記載させているらしい。アナルプレイのニーズの高さは、お店にしっかりと認知されているようだ。

　アナルプレイにハマる男は増えているようだが、そもそも男にとってアナルを責められることは本当に気持ちいいのだろうか。昔から胃腸が弱い記者は、便秘のときの座薬くらいしかアナルにモノを入れたことがない。実は怖くてやったことがないのだ。そこで風俗好きでもあり、アナニスト歴3年というM氏に話を聞いてみた。

　「アナルに目覚めたきっかけは、実は病院で肛門から内視鏡カメラを突っ込まれたことだったんです（笑）。入れられる前はめちゃくちゃビビってたんですけど、意外というか今まで経験したことのない気持ち良さを感じてしまったんですよね。一瞬気が遠のく感じで（笑）」

　それからどんどんアナルに興味が湧いてきたというM氏は、ついに『アナニー』の世界へと突入していく。

　「アナルでするオナニーでアナニー。ほんとうまい名前を考えるもんだよね（笑）。最初は指にローションをつけての出し入れのみ。何かイケナイことをしているっていう背徳感で気分は高揚してたけど、いまいち気持ち良さは感じなかったんですよ。やり始めてから半年くらいかな。いいバイブを見つけたんです。10cmくらいの太くて短いバイブ。これが本当に気持ちよかった。サオを触ってないのに精子がドロッとね。ちなみにこの現象を『ところてん』って言うんだけどね（笑）。やっぱり人によって感じる場所とか深さが違うと思うんだよね。最初から気持ちよかったって人もいるし、5年くらいかかったって人もいるらしい」。M氏からは、同時に乳首も開発すると、より気持ちいいアナニーが出来るというアドバイスも。「新世界の扉が開くよ（笑）」と恍惚の表情で語ってくれた。

　ちなみに、風俗で遊ぶ際も積極的にアナルプレイを楽しんでいるというＭ氏だが、拡張されたアナルを見て驚く女の子の表情を見るのが、この上ない喜びなんだとか。右ページ下段のカコミ記事ではエネマグラなどのオススメアナニーグッズを紹介しているので興味がある人はぜひ参考にしてほしい。

　取材を続けるうちに、段々アナルがムズムズとしてきた記者だが、初心者はどのように肛門を…、いや門戸を開いていけばいいのだろうか。興味はあるがよく分からない人には、やはり風俗をオススメしたい。いままで何人もの男のアナル処女を奪ってきたのが、福岡デリバリーアロマ「福岡人妻アロマ艶癒（えんゆ）」の藤原ゆかさん。

　「アナルの気持ち良さを知るには前立腺マッサージが1番だと思いますよ。今まで経験したことがない気持ち良さって感激する人もいるくらいなんです。慣れてくれば、男の潮吹きも味わえます」とのこと。しかし、アナルの奥は大腸につながっている。不衛生な環境で行うとそこからバイ菌が入って炎症を起こしたりする危険性もあるので、初心者は注意。プロの手ほどきを受けて、アナルデビューしたほうがいいだろう。アナル経験者に話を聞いてみても、風俗で初体験という人がほとんどだった。

　そこで記者も勇気を出し、アナル初貫通を『ケツ』意。前述の藤原ゆかさんにお願いしてみた。

　母親に座薬を入れてもらった恥ずかしくも懐かしいあの日。それを思い出すような四つんばいの体勢になった記者。突き出したアナルにローションを優しく塗りつけられ、コンドームをはめた人差し指でズブリ。ピンポイントに前立腺を刺激され、思わず声が漏れる。いや、声だけじゃなく便が漏れそう!!　言葉では説明できない、今まで味わったことがない感覚。チ○コはビンビンに勃起している。そして…、すいません、我慢できなかったんです…。

　アナニストとしての第一歩を踏み出した記者だが、まだまだ若輩者。この世界は極めるととんでもない領域にまでたどり着く。福岡デリヘル「博多痴女ろうもん」に在籍するりょうこさんのところには、そんな極めた男たちが集まって来るという。

　「常連さんの中には、フィストファックといって、握りこぶしをアナルに入れてくれ～って人もいるんです。もうスッポリ入るんですよ！　涙を流しながら喜ぶド変態。私も責めがいがあります（笑）」と、驚きのコメント。握りこぶしが入るどころかヒジのところまで腕が入る人までいるとか。

　他にも、ニューハーフヘルスでのプレイの際、通常はニューハーフのアナルに男が突っ込む場合が多かった。しかし最近は『逆アナル』、しかも女装した男のアナルにニューハーフが突っ込むという、もう何が何だか分からないようなプレイまで人気を呼んでいるというのだ！

　本当にアナルの世界は奥が深い。前立腺マッサージによるドライオーガズムの連続を楽しむ人、極太バイブによるアナニーで、己の穴を拡張し続ける剛の者などなど、やり方、目的、ハード具合は違っても、みな同じようにアナルを楽しんでいる。そう、日本男子のアナルはもはや聖域ではなくなっている。

　これからは「えっ？　まだアナル知らないの?!」なんてからかわれる時代もすぐソコまで来ている?!